熊本大学台湾校友会設立記念式典が開催されました

 令和7年2月6日、熊本大学台湾校友会の設立を記念する式典が盛大に開催されました。開会に際し、熊本大学台湾校友会代表 賴 雲莊 先生(国立台中科技大学 准教授)より心温まる挨拶がありました。続いて、小川久雄熊本大学長が大学を代表して祝辞を述べました。

 続いて、来賓の紹介が行われ、台湾教育部の李毓娟国際?両岸教育司長、台湾国際文教創新交流協会の劉慶仁理事長、日本台湾交流協会の村本千晶広報文化部長、そして森正人熊本大学名誉教授が、それぞれ台湾と熊本大学の交流の重要性とこれからの期待について語りました。その後、同窓会認定証が小川学長から賴会長に授与され、熊本大学台湾校友会が5番目の海外同窓会として正式に認定されました。

 式典の後半では、大谷順熊本大学理事?副学長が熊本大学の現状を紹介し、その後、森正人名誉教授による「夏目漱石『草枕』の世界」と題した記念講演が行われました。講演終了後、レセプションが開かれ、台湾教育部の李毓娟国際?両岸教育司長の乾杯の合図とともに和やかな歓談が始まりました。
さらに、熊本大学職員による熊本と大学の最新情報が紹介され、参加者は母校の発展を実感し、交流が一層深まりました。同窓生である太田榮治氏による“巻頭言”が披露され、参加者全員で“五高寮歌”を合唱しました。最後に、大谷順理事?副学長による一本締めで閉会となりました。

 式典には、元熊本大学留学生や台湾在住の日本人卒業生、ご来賓を含む約40名が参加し、在籍中の思い出や現在の様子などの話が弾み、また今後の交流に対する期待が高まりました。熊本大学台湾校友会の設立により、台湾と熊本大学の絆がさらに深まり、今後の交流の発展が一層期待されます。

 

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同窓会参加者による記念撮影

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小川学長(左)から同窓会代表へ認定証の授与

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大谷理事による大学近況紹介

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森名誉教授による記念講演

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レセプションの様子

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同窓生による「巻頭言」「五高寮歌」

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