熊大生発信!楽しく交通ルールを守る方法[Project Keep Left!]
「後輩にも経験してほしかった」
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「キツイ」「面倒くさい」が「達成感」「やりがい」に変わった
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その後、「是非実現してほしい!」という先生や市の職員からの声の後押しもあり、2015年12月から企画の実動に入りました。デザイン募集のチラシを作成、校内に応募BOXを設置して、年明けから約3週間デザインを募集しました。「毎日見てもBOXは空でした…」と坂田さんは苦笑い。なんと2週間経っても1通も応募がなかったのだとか!法学部4年の伊藤実咲さんは「この活動を始めるまでは、なんでもやるからには絶対成功しなきゃ!と思っていたので、このときは失敗したと思いました」と話しました。みんなでどうしたら解決するのかを考え、友達にお願いをしたり、地道な努力を続けたそうです。その結果、最終応募数は25通に!「失敗してもいいから、とりあえずやってみよう、と考え方が変わりました」と伊藤さん。「25通のうち2通は、メンバーの知り合いでもない人だったんです。私達の活動に興味を持ってくれている意識の高い人がいることがわかって嬉しかったです」と新宮さんもニコリ。
ステッカーから広がる夢と身に付く力
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2月1日~10日で投票を行い、デザインが決定しました。今後は、このデザインのステッカーを作成し、4月の入学式に配布予定です。坂田さんは「実際にシールが出来上がって、それを貼っている自転車を見たら嬉しいだろうな~」と嬉しそうに話します。法学部3年の渡辺健太さんは「ステッカーを貼るキャンペーンをしたり、ステッカーにセンサーを組み込んで、アプリと連動させて、左側通行するとポイントが溜まっていくような仕組みを作ったり…そういう展開が出来ればいいなと考えています」と、今後の展開を話してくれました。「他にも、左側通行で行くライドイベントや、自転車屋さんとコラボしてステッカーを貼っている人は割引できる、といったことも出来たらと話しています」と坂田さん。
活動を始めて、ほとんど全員が「積極的になった」と話します。「社会人の方と関わる機会も多く、その積極性が就職活動にも生かされています」と立薗さん。研究室の壁を超え、OB訪問も積極的に行っているそうです。渡辺さんも「自分の意見を伝えられなかったけれど、伝えようと意識するようになりました」と話します。
今後の目標は、「知名度アップ」と「メンバーを増やすこと」。新宮さんは「10年くらいは続いてほしいですね」と、後輩を見ながらニヤリと笑いました。まだスタートしたばかり、可能性は大きく広がります。
活動を始めて、ほとんど全員が「積極的になった」と話します。「社会人の方と関わる機会も多く、その積極性が就職活動にも生かされています」と立薗さん。研究室の壁を超え、OB訪問も積極的に行っているそうです。渡辺さんも「自分の意見を伝えられなかったけれど、伝えようと意識するようになりました」と話します。
今後の目標は、「知名度アップ」と「メンバーを増やすこと」。新宮さんは「10年くらいは続いてほしいですね」と、後輩を見ながらニヤリと笑いました。まだスタートしたばかり、可能性は大きく広がります。
(2016年3月23日掲載)
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