先輩たちと交わした約束。“一部リーグに昇格を!”
率直に意見交換することで、高め合う
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今年度に行われた「九州学生ハンドボールリーグ春季大会」で、念願の一部リーグに昇格したものの、「秋季リーグ」では力及ばず、二部に降格するという苦い経験をしました。現在、代が変わった新生女子ハンドボール部は、先輩たちと約束した“一部リーグへの再昇格” を目指し、心意気も新たに練習に励んでいます。
10人のメンバーで切磋琢磨する女子ハンド部の皆さん。7人でプレイするハンドボールは、試合の流れを作る司令塔やロングシュートで得点を狙うオフェンスの要、相手に密着してプレッシャーを掛けるディフェンスの核など、一人一人が役割を担い、チームワークで得点を競うスポーツです。フォーメーションに沿った攻撃と守備を行うには、メンバーそれぞれの実力が問われます。
大学に入ってからハンドボールを始めた初心者も多いことから「後輩たちのレベルに合わせて、声掛けなどを工夫しています」と語るのは、第十二代副部長の教育学部3年?西山奈那さん。「初心者の後輩がミスしたら、その都度“こうした方がいいよ”とアドバイスし、経験を積んだメンバーには問題点だけを伝えて、自分の頭で解決策を考えてもらうような指導を心掛けています」。厳しい練習の中にも、部員の誕生日にはサプライズケーキをプレゼントするなど、和気あいあいとした時間を大切にする一方で、プレイのいいところだけでなく悪いところも、先輩後輩の壁を越えて率直に言い合えるオープンな関係が持ち味です。
悔しさをバネに、練習を重ねて
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ディフェンスをかわし、シュートが決まった瞬間は最高!
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「ディフェンスをかわして、シュートが決まったときの爽快感は最高!」と語る女子ハンド部の皆さん。一部リーグ復帰に向け、新たな部員の獲得も視野に入れつつ、現メンバーの実力アップを目指して厳しい練習に力を注ぎます。部をけん引する二人は、「初心者でもOKなので、ぜひ見学に来てください」とさわやかな笑顔を残し、コートへと飛び出していきました。一部リーグで活躍する日を目指して、がんばれ!女子ハンドボール部!!
(2015年1月23日掲載)
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