目指せ、1部リーグ復活![ラグビー部]
ラグビー歴16年目!中学時代はバスケと両立
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小学1年生のころからラグビーを続けている大原さん。「近所のラグビースクールに通っている友達から誘われたことが、ラグビーを始めたきっかけです」。クラブチームに入り、ラグビーの練習に励みました。「何度も辞めたいと思って、親に無理やり連れて行かれて、嫌々やっていました」と苦笑いする大原さん。本当は小学校卒業したら辞めようと思っていたところ、辞められず、中学校でも続けることに。しかし、そのおかげでラグビーの才能が開花し、ラグビーの推薦枠で高校進学が決まりました。「ここまで続けたのだからと思い、大学でもラグビー部に入ったんです」。
「ラグビーを『やっている』と感じる」
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「高校生のころは、指導者がいたのですが、自分たちで『やっている』というより、『やらされている』感じでした。今は指導者の方はいらっしゃいませんが、自分たちで考えて行動するため、ラグビーを『やっている』と感じます」と大原さんは語ります。時にはOBが指導にやって来ることもあるそうですが、基本的に学生同士で教え合い、高め合っています。「部員は全部で21人。その中にはマネージャーもしている女子部員が1人います。だけど雰囲気は男子校のような感じ。上下関係もなく、全員が楽しくのびのびとしているのが、熊大ラグビー部らしさかな、と思っています」。
練習は週に5回。土曜日や長期休暇のときは、午前中に練習を行いますが、平日は授業が終わった放課後の17時~19時までが練習時間です。「工学部などは実験があると途中参加になることも多く、勉強と部活の両立を図るのが大変そうに見えます」。そう話す大原さんも2016年は大会期間中に教育実習があり、実習期間中はラグビーをすることができませんでした。「練習も試合も出られませんでした。怪我をしたらいけないからと仕方がない、とわかっていながらも、ラグビーをやりたかったですね」と振り返ります。
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子どもたちに「仲間の大切さ」を伝えたい
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大原さんは、小学校の先生を目指しています。「小学校でラグビーを教える…とは考えていませんが、自分が所属していたクラブチームに指導に行けたらいいな、と思っています」。今でも時々指導に行くこともあるんですよ、と話します。小学校の先生やラグビーの指導者として、将来子どもたちには、「仲間の大切さ」を伝えたい、と続ける大原さん。「自分自身、ラグビーを通して生まれた人間関係が人生に強く影響を与えているように感じています。毎年8月末に由布院で2部リーグのチームを中心に合宿を行うんですが、そのときに中学や高校時代に一緒にラグビーをしていた仲間と再会することもあるんです」。
大原さんが思うラグビーの魅力は「自分の身を削ってでもトライを狙いに行くこと」と答えます。「観客から見たらボールを持っている人が目立つとは思いますが、トライを狙うために、ボールを持たない選手も必死なんです。ラグビーって、他のスポーツよりも、全員が1つのことを意識して取り組んでいるスポーツだと思っています」。
大原さんが思うラグビーの魅力は「自分の身を削ってでもトライを狙いに行くこと」と答えます。「観客から見たらボールを持っている人が目立つとは思いますが、トライを狙うために、ボールを持たない選手も必死なんです。ラグビーって、他のスポーツよりも、全員が1つのことを意識して取り組んでいるスポーツだと思っています」。
(2017年3月29日掲載)
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