法学検定試験スタンダード〈中級〉コースにおいて合格者数で全国第3位となりました

 2024年11月24日に実施された法学検定試験のスタンダード<中級>コースにおいて、熊本大学法学部生の合格者数が全国第3位となりました。
 法学検定とは、実施する同検定委員会事務局によれば、「法学の知識を客観的に評価する、全国唯一の全国規模の試験」です。同試験のホームページによれば、2024年の志願者数は全国計6,266人、そのうちスタンダード〈中級〉コースは1,840人であり、同コースは「法学を学習する者が達成すべきレベル」として、具体的には、法学一般?憲法?民法?刑法に加え、他の法律学科目1科目を選択して解答するものです。
 熊本大学法学部において教育の基本となるのは、教育課程(カリキュラム)であり、各教員の研究あるいは各学問上の体系に基づくものです。学生は、この教育課程に沿って法的な知識を学び、法的な思考力を高めていきます。法学検定は、このような学生にとって、日頃の学修の成果を客観的に測る良い機会となっています。また、法学部にとっても、学生の受験結果を通して、本学部の教育の成果を示すひとつの指標となると考えています。
 そこで、熊本大学法学部では、法学検定試験の受験を推奨し、合格者には受験年次に応じて単位認定もしています。また法学部研究教育振興会に所属する会員には受検料の補助などもしています。その結果、スタンダードの合格者数全国3位という喜ばしい結果となりましたので、ここにご紹介いたします。

※熊本大学法学部においては、これまでも法学検定試験において何回か優秀な成績を収めてきました。
 2012年はスタンダードコース合格率の部で全国3位、2019年にもスタンダードとベーシックのそれぞれの合格者数の部で全国3位、また個人の部でも成績優秀者が出ました。
 さらに、2023年も合格者数の部で、ベーシックコース全国1位、スタンダードコース全国2位という成績でした。

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