定例学長記者懇談会を開催しました

 令和7年2月12日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

 小川 久雄学長の挨拶に続き、大学院人文社会科学研究部のトビアス?バウアー教授が、多文化的視点から探る生命倫理の課題について説明しました。本学では様々な分野で教育?研究の国際化に取り組んでおり、外国人の教員も多数在籍しています。今回、外国人教員の1人であるバウアー教授から日本で教育?研究を行うこととなった経緯について説明後、現在取り組んでいる多文化的視点から探る生命倫理の課題について説明があり、バウアー教授は、「現在3カ国のドナーへのインタビュー調査を実施しており、今後活動を通し、3カ国の研究者や当事者団体とネットワークをつくり、これからの研究に繋げていきたい」と語りました。

 続いて、大学院自然科学教育部博士後期課程の木田 朋輝さんが、熊本県官民協働海外留学支援事業の報告をしました。本事業は、熊本と世界をつなぐグローバル人材育成のため熊本県が取り組んでいる事業で、木田さんは昨年9月から3ヶ月間アメリカに留学しました。木田さんは本事業を振り返り「今回現地で最先端の研究を学び、研究者とディスカッションすることで、知見が広がり貴重な経験ができた。3ヶ月の留学で得られた知見や実験手技などを今後の研究活動に還元することで、現在の熊本県の活性化に繋げ、今後自分自身が研究者として世界にはばたける人材になることで、将来的に熊本県の活性化に繋げたい」と語りました。

 最後に、宮尾 千加子理事が本学で開催を予定しているイベントを紹介し、会は終了しました。参加した報道機関からは、それぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。懇談会の資料は こちら を参照してください。

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小川学長

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        バウアー教授

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木田さん

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